本ヘルプでは、SmartHRに登録している従業員情報のメールアドレス欄に会社用メールアドレスではなく、個人のプライベートアドレスを入力している場合の対応方法についてご紹介します。
前提
SmartHRに登録している従業員情報のメールアドレス欄に個人のプライベートアドレスが入力されている状態で、SmartHRからBundleへのメンバーインポートを実行した場合、メンバー画面の「メールアドレス」には、個人のプライベートアドレスが表示されます。
メンバー画面の「メールアドレス」は、プロビジョニング時にユーザーを識別するキー情報となりますので、仮にメンバー画面のメールアドレスが、個人のプライベートメールアドレスだった場合、個人宛にアカウント追加が実行されるなどのリスクがあります。
そのため、以下の手順を参考に対応を進めてください。
1. SmartHRにカスタム従業員項目を追加する
SmartHRの管理画面にログインします。次に、画面右上のアカウント名をクリックし、[共通設定]をクリックします。
画面左にある [カスタム従業員項目]をクリックします。
[カスタム項目グループを追加]をクリックします。
カスタム項目グループ名(例:会社用メールアドレス)を入力し、[登録]をクリックします。
[グループに項目を追加]をクリックします。
カスタム項目の追加画面にて、[項目名]や[入力タイプ]、[テキストの量]を設定し、[登録]をクリックします。
2. 追加したカスタム従業員項目に会社用メールアドレスを入力する
SmartHRの従業員情報画面を開き、追加したカスタム従業員項目の[この項目を編集]をクリックします。
例:カスタム項目グループ及びカスタム項目名に「会社用メールアドレス」を設定した場合
設定したカスタム項目欄に会社用メールアドレスを入力し、[更新する]をクリックします。
3. プライマリメールアドレスのカスタム従業員項目名を設定する
Bundleのメニューより[マイアプリ]をクリックし、SmartHRをクリックします。
アプリの設定タブを開き、[設定を編集]をクリックします。
プライマリメールアドレスのカスタム従業員項目名にSmartHRに追加したカスタム項目名を入力し、[更新]をクリックします。
設定完了後、画面をリロードし、項目が表示されるかどうかご確認ください。
ご注意事項:エラーメッセージが発生した場合、以下の内容をご確認ください。
- エラーケース 1:以下のエラーメッセージが表示された場合、「カスタム項目名」のみをご入力ください。(SmartHRで追加した、カスタムグループ項目名とカスタム項目名の両方を入力した場合にエラーが発生します。)
-
エラーケース 2:以下のエラーメッセージが表示された場合、以下の手順に沿ってSmartHRの画面で確認を進めてください。
SmartHRの管理画面にログインします。次に、画面右上のアカウント名をクリックし、[共通設定]をクリックします。
画面左にある [外部システム連携]をクリックします。
[アクセストークン]をクリックします。
該当のトークンの[編集]]をクリックし、カスタム項目の[参照]をにチェックが入っているかを確認し、チェックが入っていない場合はチェックを入れます。
上記の設定完了後に再度、Bundleの画面に戻り、プライマリメールアドレスのカスタム従業員項目名にSmartHRに追加したカスタム項目名を入力し、[更新]をクリック後、エラーが解消されるかどうかをご確認ください。
4. 紐付け設定を設定する
[マイアプリ]のSmartHRの画面にて[設定]を開き、[紐付け設定]をクリックします。
[紐付け設定を追加]をクリックします。
[+設定する]をクリックします。
[種別]と[アカウントホルダー属性]について、それぞれ以下のように設定を行い、[設定する]をクリックします。
[条件]について『等しい』を選択し、[+設定する]をクリックします。
対象のアカウントの設定について、それぞれ以下のように設定を行い、[設定する]をクリックします。
[紐付け設定を追加]をクリックします。
以下のように表示されていることを確認します。
以上の設定を実施しても解決しない場合、サポートへお問い合わせください。