チーム
Bundleでは他freee製品における「事業所」のことを「チーム」と呼びます。
メンバー(従業員マスタ)
メンバーページから確認可能な、アカウント管理の大本となる従業員データをBundleでは「メンバー」といいます。
Bundleでは、メンバーとマイアプリ上のアカウントとの紐付けを行い、管理することが可能です。
注意点として、メンバーにシステムアカウントとゲストアカウントは含まれません。
システムアカウント
Bundleでは「特定の個人ではなく、複数の管理者で共同運用している管理者アカウント」等を、システムアカウントとしてマイアプリ上のアカウントと紐付けることが可能です。
システムアカウントを利用する場合、メンバータブではなく、「設定」>「アカウント管理」配下の「システムアカウント」から予め追加しておく必要があります。
共有メールアドレスやメーリングリストを管理する(システムアカウント)
ゲストアカウント
Bundleでは「社外関係者用のアカウント」等を、ゲストアカウントとしてマイアプリ上のアカウントと紐付けることが可能です。
ゲストアカウントを利用する場合、メンバータブではなく、「設定」>「アカウント管理」配下の「ゲストアカウント」から予め追加しておく必要があります。
システムアカウントとゲストアカウントの機能上の違いはありません。
アカウント
Bundleにおいて「アカウント」と表記される場合、連携アプリ上のユーザーアカウントのことを指します。
Bundle上のユーザーアカウントは、「メンバー」あるいは「システムアカウント&ゲストアカウント」として表記しています。
紐付け
マイアプリ上のアカウントと、Bundleのメンバーまたはシステム・ゲストアカウントを、メールアドレスや従業員番号などの属性をキーにして関連付けることです。
「名寄せ」とも言います。
例:
- Bundleに存在するメンバー:Bundle 太郎
- メールアドレス:taro@example.com
- Google Workspaceに存在するアカウント:Taro Bundle
- メールアドレス:taro@example.com
名前は異なりますが、どちらもメールアドレス:taro@example.comが共通しているので、メールアドレスをキーにして紐付けることができます。
エンタイトルメント
連携アプリ上でアカウントに対し設定されている権限項目のことです。
そのアカウントがマイアプリ上でどのような権限やアクセスを持っているかを示します。
Google Workspaceにおける例:
- 特権管理者
- 「情報システム部」という Google グループの「オーナー」
- 割り当てられたライセンス情報(Google Workspace Business Standardなど)
マイアプリ
Bundleに連携をした各アプリのことを指します。
連携未対応のアプリもカスタムアプリを作成することで、管理可能です。
アカウントホルダー
マイアプリ上のアカウントに紐付けられたメンバーまたはシステム・ゲストアカウントのことです。
アカウントの同期時に自動的に紐付けられなかったアカウントは「シャドーアカウント」または「未登録」として表示されます。
「シャドーアカウント」や「未登録」となったアカウントも、各アプリの「設定」>「アカウント同期」配下の「紐付け設定」を追加することで紐付けることが可能です。
また、手動でメンバーまたはシステムアカウントを紐付けることが可能ですが、手動にて対応する場合、以後も手動での対応が必要となるため、基本的には紐付け設定での対応を推奨しています。
例:
アカウントホルダー | 利用アカウント |
Bundle 太郎 |
- taro@example.com (Google Workspace) - EMP001 (KING OF TIME) |
シャドーアカウント
マイアプリからBundleに取り込んだ際に、紐付け先が見つからなかったアカウントです。
「未登録」との違いは、マイアプリからメールアドレスが取得できている点です。
未登録
マイアプリからBundleに取り込んだ際に、紐付け先が見つからなかったアカウントです。
「シャドーアカウント」との違いは、マイアプリからメールアドレスの取得ができていない点です。
一部の連携アプリではメールアドレスを登録せずにアカウントを発行することが可能なため、メールアドレスが取得できなかったアカウントが「未登録」として表示されることがあります。
オートメーション
複数のアクションを1つにまとめてワークフローとして実行するための機能です。
「新入社員のために、3種類のSaaSアカウントを新規作成する」といった作業をまとめて実施することができます。
実行方法は以下の通りです。
- 手動実行
- メンバーが「新規作成」されたら実行
- メンバーが「更新」されたら実行
- メンバーが「新規作成」or「更新」されたら実行
アプリ連携
Bundleと外部アプリを接続し、Bundleから外部アプリの情報にアクセスできるようにすることです。
連携後は以下のようなアクションを、連携済みアプリに対して実行することができます。
※対応範囲はアプリによって異なります
- アカウント情報の取得
- アプリに対するプロビジョニング/デプロビジョニング
- アプリ上のアカウント情報の更新
- ファイルの同期(Google Workspaceなど)
- アカウントを特定チャンネルへ招待(Slack)
連携後はスケジュールでアカウント同期が実行されます。
Bundle管理者が手動でアカウント同期を実行することも可能です。
アプリ連携が失敗する場合は、こちらをご確認ください。
アカウント同期
マイアプリ上のアカウント情報をBundleの「アカウント」に取り込むことです。
アカウントの同期は以下いずれかのタイミングで実行されます。
- アプリの連携時
- スケジュールによる自動実行
- 管理者による手動実行
メンバーインポート
アカウント同期で取得したマイアプリ上のアカウント情報を、Bundleのメンバー(従業員マスタ)に登録することです。
マイアプリ > [各連携アプリ] > 設定 > アカウント同期配下のメンバーインポートを [有効] にした上でメンバー作成時の確認が「無効」となっている場合、自動でメンバーインポートが実行されます。
除外フィルタ
Bundleには「アカウント除外フィルタ」と「メンバーインポート除外フィルタ」の2つの除外フィルタがあります。
設定場所 | 機能内容 | |
アカウント除外フィルタ | 「マイアプリ」>各アプリの「設定」>「アカウント同期」配下の「除外フィルタ」 | 「アカウント除外フィルタ」で除外されたアカウントは、アカウントの同期実行時にBundleへ取り込まれません。 |
メンバーインポート除外フィルタ |
「マイアプリ」>各アプリの「設定」>「アカウント同期」配下の「メンバーインポート」>「メンバーインポート除外フィルタ」 ※メンバーインポートが無効の場合、表示されません |
「メンバーインポート除外フィルタ」で除外されたアカウントは、メンバーインポートを有効にしていてもメンバーとして取り込まれません。 |
どちらのフィルタも利用する場合は事前に作成し、予め除外フィルタを登録しておく必要があります。
ファイル同期
Google Workspace、Dropbox、Boxのアカウントで他者と共有しているファイルの情報をBundleと同期することです。
活用事例:
・社員が外部のユーザーと共有しているファイルを検知し、不審な共有先が無いか確認する
・社員が他のユーザーと共有しているファイルのURLを確認する
・不審な外部のユーザーと共有されているファイルの共有先を削除する
プロビジョニング
「必要なものを準備すること」を意味します。
Bundleでは主に、マイアプリのアカウントを新規作成することや、権限などの属性項目をまとめて設定することを指します。
マイアプリ⇒Bundleではなく、Bundle⇒マイアプリへの動きなので、実行には注意が必要です。
例:メンバーのプロフィールページ > [アクションを実行] > [ [連携アプリ名]にアカウントを追加 ]を実行すること
デプロビジョニング
プロビジョニングの逆です。
Bundleでは主に、マイアプリ上の既存アカウントの削除/無効化/権限の剥奪などを指します。
マイアプリ⇒Bundleではなく、Bundle⇒マイアプリへの動きなので、実行には注意が必要です。
例:メンバーのプロフィールページ > 三点リーダー >[ [連携アプリ名]のアカウントを削除 ] を実行すること
モーダルウィンドウ(モーダル)
子ウィンドウでのユーザーの操作が完了するまで親ウィンドウへの操作を受け付けなくさせる仕組みを指す一般用語です。
Bundleを使っているとよく現れる、以下赤枠の部分がモーダルです。
・色が薄くなっているウィンドウ=親
・赤枠部分のウィンドウ=子
テナント
クラウドサービスの利用単位のことを指します。
Bundleでは、全てのアプリにおいて複数のテナントと連携することが可能です。
例:
組織内でexample.comテナントとcompany.comテナントの2つを所有している場合、その両方を連携させることが可能です。
発見日
Bundleが連携済みアプリ上の対象アカウントを初めて検知した日時です。
承認 / 未承認
Bundle管理者が、当該アカウントホルダーと連携アプリ上のアカウントの紐付きが正しいものであることを確認済みであるかどうかを示す項目です。
あくまでもBundle上の管理項目であるため、連携アプリ側に影響がある項目ではありません。