MDM連携の目的
ご利用のMDMをBundleと連携することで以下のようなメリットがあります。
- 「MDM管理のデバイス」と「MDMでは管理できない備品」をBundleで一元管理することができる
- 複数のMDMを利用している場合でもBundleをマスタとして統合することができる
概要
Intune上に存在するデバイスをBundleに備品としてインポートすることが可能です。
- アカウント同期の実行時に併せて備品のインポートも実行されます。
- 既にBundle上に手動またはCSVで追加済みの備品との統合はできません。
- Intune側のデバイスIDとBundle側の備品IDでは突合できず、同一のものであると判断するためのキー情報が存在しないためです。
- そのため、同じ備品であっても異なる備品としてインポートされます。
- Bundle側で備品に変更を加えてもIntune側には反映されません。
- 備品の「ステータス」および「利用者」はIntune側の情報をもとに追加/更新可能です。
- 備品インポートを[有効]にすると、インポート用の備品種別/属性が自動的に作成されます。
- 「備品名」「シリアル番号」および上記の自動作成された属性についてIntune側の情報がインポートされます。
- 自動作成された種別/属性は削除することができません。
自動的に作成される種別一覧
- Windows(Intune)
- iOS(Intune)
- macOS(Intune)
- Android(Intune)
- Linux(Intune)
自動的に作成される属性一覧
- INTUNE_所有権
- INTUNE_登録日
- INTUNE_最終同期日
- INTUNE_OS
- INTUNE_コンプライアンス状態
- INTUNE_ジェイルブレイク
- INTUNE_管理チャネル
- INTUNE_OSバージョン
- INTUNE_EASアクティブ
- INTUNE_EASデバイスID
- INTUNE_EASアクティベーション日
- INTUNE_Azure AD登録
- INTUNE_デバイス登録タイプ
- INTUNE_Azure ADデバイスID
- INTUNE_デバイス登録状態
- INTUNE_デバイスカテゴリ表示名
- INTUNE_監視対象
- INTUNE_Exchange最終同期日
- INTUNE_Exchangeアクセス状態
- INTUNE_Exchangeアクセス状態理由
- INTUNE_リモートアシスタンスセッションURL
- INTUNE_リモートアシスタンスセッションエラー詳細
- INTUNE_暗号化
- INTUNE_UPN
- INTUNE_モデル
- INTUNE_メーカー
- INTUNE_IMEI
- INTUNE_コンプライアンス猶予期限日
- INTUNE_Androidセキュリティパッチレベル
- INTUNE_ユーザ表示名
- INTUNE_Wi-Fi MACアドレス
- INTUNE_通信事業者
- INTUNE_MEID
- INTUNE_総ストレージ容量
- INTUNE_空きストレージ容量
- INTUNE_管理名
- INTUNE_パートナー報告脅威状態
- INTUNE_ユーザ承認
- INTUNE_管理証明書有効期限日
備品インポートを設定する
- [マイアプリ]> Microsoft Entra ID >[設定]>[インポート設定を編集]をクリックします。
- 以下3つの項目を設定可能です。
備品インポート |
インポートの[有効][無効]を切り替えます。 初めて[有効]にした際、インポート用の備品種別/属性が自動的に作成され、これらは削除することができません。 |
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ステータスの上書き |
ステータスの上書きの[有効][無効]を切り替えます。 通常、以下のような対応でIntune側の備品ステータスでBundle側の備品ステータスが上書きされます。 [無効]にすることでBundle側で設定したステータスを残すことが可能です |
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Intune側 | Bundle側 | |
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利用者の上書き |
利用者の上書きの[有効][無効]を切り替えます。 通常、Intune側の[メールアドレス]に設定されたメールアドレスと一致するメールアドレス情報を持っているBundleメンバーが備品利用者として設定されます。 [無効]にすることでBundle側で設定した利用者を残すことが可能です。 |