本ページでは、2026年3月4日(水)のメンテナンス以降に導入される「アセットグループ」と「管理権限グループ」により、従来の権限管理から何が変わるのかについて説明します。
従来の権限制御との違い
従来の会社 / 部署による権限制御に代わり、アセットグループ × 管理権限グループ × 管理権限による柔軟な権限制御が適用されます。
主な変更点
項目 |
従来 |
これから |
|---|---|---|
| 権限管理の単位 | 会社 / 部署 | アセットグループ |
| 管理者の権限範囲 | 全てのリソース | 管理権限グループで指定したアセットグループに含まれるメンバー / アプリのみ |
| 組織構造との関係 | 会社 / 部署に依存 | 組織構造に縛られない柔軟な設定が可能 |
メンバーは引き続き会社 / 部署に所属できますので、組織管理の観点では部署情報を活用できます。
従来の権限制御の軸
- 対象のリソースが「どの会社に所属しているのか」
- 操作する管理者が「どの会社に所属しているのか」
- 操作する管理者が「どの管理権限を持っているのか」
これからの権限制御の軸
- 対象のリソースが「どのアセットグループに所属しているのか」
- 操作する管理者が「どの管理権限グループに所属しているのか」
- 操作する管理者が「どの管理権限を持っているのか」
移行時の注意点
「デフォルトアセットグループ」と「デフォルト管理権限グループ」は自動的に作成されます
チーム名と同名のデフォルトグループがそれぞれ作成されます。
デフォルトグループ以外に、チーム内に存在するアセットパターンに対応するアセットグループが自動的に作成されます
会社1 |
会社2 |
移行後に設定されるアセットグループ |
|
|---|---|---|---|
| メンバーA | フリー株式会社 | - | フリー株式会社 |
| メンバーB | テスト株式会社 | - | テスト株式会社 |
| メンバーC | フリー株式会社 | テスト株式会社 | フリー株式会社・テスト株式会社 |
| アプリA | フリー株式会社 | - | フリー株式会社 |
| アプリB | テスト株式会社 | - | テスト株式会社 |
アセットグループはメンバー / アプリに対して1つしか設定できないため、メンバーCには2つ設定されるのではなく、「・」で区切られた単一のアセットグループが作成され設定されます。
デフォルトグループ以外に、チーム内に存在する権限パターンに対応する管理権限グループが自動的に作成されます
| 所属する会社1 | 所属する会社2 | 移行後に設定される管理権限グループ | 含まれるアセットグループ | |
|---|---|---|---|---|
| 管理者A | フリー株式会社 | - | フリー株式会社 |
①フリー株式会社 ②フリー株式会社・テスト株式会社 |
| 管理者B | テスト株式会社 | - | テスト株式会社 |
①テスト株式会社 ②フリー株式会社・テスト株式会社 |
| 管理者C | フリー株式会社 | テスト株式会社 | フリー株式会社・テスト株式会社 |
①フリー株式会社 ②テスト株式会社 ③フリー株式会社・テスト株式会社 |
管理者A / Bともに「フリー株式会社・テスト株式会社」のアクセス権限が付与される形での移行となります。
従来においても管理者A / BはどちらもメンバーCの情報にアクセスが可能であったため、従来の挙動を再現するために上記のように移行いたします。
メンバーインポートはアセットグループが「未設定」の状態で移行されます
メンバーインポートを有効にしている場合、[メンバーインポート項目]>[アセットグループ]は「未設定」として移行されますが、その場合はアプリに設定されているアセットグループが新規作成メンバーにも設定されます。
アセットグループ |
新規作成されるメンバーのアセットグループ |
|
|---|---|---|
|
アプリA (メンバーインポート有効) |
フリー株式会社 | フリー株式会社 |
この移行により、場合によっては以下のようなシナリオが想定されます。
従来の運用:
アプリA(会社: フリー株式会社)からメンバーインポートで作成したメンバーの会社を別途「テスト株式会社」に設定し、テスト株式会社の管理者Aが管理していた。
移行後に起こり得るケース:
アプリA(会社: フリー株式会社)からメンバーインポートで作成したメンバーのアセットグループが「フリー株式会社」となるため「テスト株式会社」の管理者Aが管理できない。
メンバーインポートによるメンバーのアセットグループがどのように設定されるかの再確認をお願いいたします。